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〜 2012年度第2・3回NR旅行 〜

社会交通工学科3年 0038番 小野 亮

1. 概要

 NR旅行とは、当サークルの一日で行う小旅行のことである。
 今年度で9月までに行ったNR旅行は計5回であり、1回目は幕張のプラレール博、 2回目は三浦方面、3回目は飯能方面、4回目は調布駅地下化の見学、 そして5回目は夏合宿前に中部国際空港の見学であった。今回は第2回と第3回を紹介する。



2. 第2回NR旅行(5月27日 日曜日)

 第2回NR旅行は「京急ファミリーフェスタ2012」に参加し、 神奈川県横須賀市にある京急の久里浜車両管理区を見学した。その後、 三浦市の三崎港でマグロラーメンを食べた。去年は、天候に恵まれなかったが、 今年は、晴天で天候に恵まれて気持ちよく旅行ができた。
 まず、京急久里浜駅に集合し、京急バスの無料シャトルバスに乗り、会場へ向かった。 会場近くのバス停に着き、まず目に飛び込むものが、廃車体である。車庫の隅の方に800形、 2000形の廃車体が置いてあった。中には旧1000形の廃車体まで置いてあった。



写真1 京急800形の廃車体


 会場に入り、各自グッズを買ったり、工場の見学をしたり自由に過ごした。 車両検修場の一般公開のため、 検査中の車両やドレミファインバータで有名なシーメンス製VVVFも見ることもできた。 中でも人気だったのは、京急新1000形初期車の幕回しであった。通常、 運用のない京成本線の行き先が表示されたり、通常、 見ることのできない種別と行き先の組合せが表示されたりして人気を集めていた。



写真2 新聞紙が貼られた都営5300形




写真3 シーメンス製VVVFインバータ


 再び集合し、会場から京急久里浜駅へ戻るため、お帰り臨時電車に乗車した。 臨時列車は京急新1000形ステンレス車の4連+4連が充てられていた。 京急久里浜駅からは京急久里浜線に乗車し、三崎口駅へ向かった。 三崎口駅を出て、一同、三崎口駅の先にある未成線を見学した。 この未成線は、三浦半島方面への延伸計画があるため残っているという。



写真4 京急新1000形お帰り臨時電車




写真5 未成線


 マグロラーメンを食べに行くため、三崎港へ向かう京急バスに乗車した。
 三崎港に着き、マグロラーメンを食べた。マグロラーメンは、 あっさりとした味のスープに角切りにしたマグロが沢山入っているのが特徴のラーメンである。
 一同、マグロラーメンを堪能し、京急バスで三崎口駅に戻った。



写真6 京急バス




写真7 まぐろラーメン


 三崎口駅からは京急2100形のドレミファインバータの車両で帰路に着いた。 運転席展望のできる特等席も確保できた。
 ちょっとしたトラブル(→重大ニュース参照)もあったが、これにて、 第2回NR旅行は無事に終えることができた。




3. 第3回NR旅行(6月10日 日曜日)

 第3回NR旅行は「西武電車フェスタ2012 in 武蔵丘車両検修場」に参加し、 埼玉県日高市にある武蔵丘車両検修場を見学した。その後、 鉄道模型・プラモデルの専門店「道楽ぼーず」に行った。
 まず、飯能駅に集合し、西武バスの無料直通送迎バスに乗車し、検修場に行った。



写真8 西武バスの無料直通バス


 会場に入り、まず、「タレント・立川真司のものまねライブ」を見て楽しんだ。 西武線の音のものまねが忠実に再現されていて、聞いていて楽しかった。ライブを聞いた後は、 各自解散し、自由に見学した。会場にはコンプレッサーや検査用車両などが展示してあり、 充実していた。



写真9 電車のモーター




写真10 通票閉そく器




写真11 未成線


 飯能駅に戻るため、再び集合し、特別直通列車に乗車した。 車両は20000系8両編成が充てられていた。飯能駅に戻り、 今度は「道楽ぼーず」に行くため、国際興業バスに乗車した。 一部の参加者は、ミニ鉄道を運ぶため、車で向かった。



写真12 西武20000系の特別直通列車




写真13 国際興業バス


 「道楽ぼーず」に到着し、ミニ鉄道を走らせる準備をした。「道楽ぼーず」は、 庭に5インチゲージのレールが敷設してあり、ミニ鉄道を走らせることができる。 また、ミニ鉄道の部品も販売している。普段は短い単線をのんびりと走っているミニ鉄道だが、 今回は庭を外周する線路を思い切り速い速度で走っていたため、 日常では見られない光景だった。



写真14 「道楽ぼーず」




写真15 高速で走るミニ鉄道


 「道楽ぼーず」において解散し、これにて、第3回NR旅行は無事に終えることができた。





 
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